1.目 的
本協議会は、報恩感謝の心をもった仏の子の育成をめざし、施設間の交流を 通して研修、研鑽を
重ね、施設職員の資質向上を目的とする
2.スローガン
ともに安穏、ホッとクラブ
3.活動方針
協議会の目的を達成するため、次の事業を行う
(1)児童福祉の向上のための事業
(2)施設職員の交流及び研鑽
(3)浄土真宗本願寺派の社会福祉関係者との連絡提携
(4)児童福祉についての研究及び提言
(5)前各号のほか、本協議会の目的達成に必要な事業
4.活動項目
(1)児童念仏奉仕団への参加
(2)親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要への参拝
(3)本山卒園参拝の企画
(4)オープンキャンパス(龍谷大学・相愛大学)への参加
(5)職員研修会の開催(本山・地方の年2回)
(6)オレンジリボン(児童虐待防止運動のシンボル)に関する取り組み
(7)活動への取り組み、協力体制を強化する
各会員施設の所属する教区(教務所)との連携を強化する。また各会員施設間の連携についても
体制の構築を推進する
(8)「第17回世界仏教婦人会大会」へのワークショップ出展(※新規活動項目)
(9)会員・賛助会員の募集
(10)各種資料・教材の配付
施設利用者及び職員の伝道教化を目的として、書籍・施本等を配付する
5.活動内容
(1)児童念仏奉仕団
《目 的》本派関係の児童養護施設児童が、西本願寺に集い、児童念仏奉仕団への参加し
浄土真宗のみ教えにふれるとともに、交流を図る。
《開催期日》2023(令和5)年7月27日(木)~28日(金)(1泊2日)
《参加人数》8施設39名(児童26名・引率13名)、役員2名
《会 場》西本願寺・龍谷大学大宮学舎(夕べのつどい)等
《内 容》本願寺児童念仏奉仕団に参加(奉仕作業・境内地クイズラリー探検等)、
夕べのつどい(ビンゴゲーム・施設紹介・感話等、仏婦役員参加)
《宿 泊》オリエンタルホテル 京都六条
(2)卒園事業
◎卒園参拝
《目 的》本派関係の児童養護施設の児童が、卒園前に西本願寺に集い浄土真宗のみ教え
にふれるとともに、交流を図る。
《開催期日》2024(令和6)年3月6日(水)~7日(木)(1泊2日)
《会 場》聞法会館・西本願寺阿弥陀堂・御影堂・京都東急ホテル等
《参加対象》高校3年生または短大・大学生等で今年度卒園する児童
《参加人数》6施設19名(児童10名・引率6名) 、役員3名
《内 容》西本願寺参拝、ワークショップ、テーブルマナー講習
ワークショップ講師
帝塚山大学全学教育開発センター 小西浩嗣 准教授
◎卒園記念品の交付
高校卒業児童・施設退所児童に記念品として念珠を選択いただき、念珠袋を添えて
贈呈(54名)
(3)親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要への参拝
《開催期日》2023(令和5)年5月6日(土)~7日(日)(1泊2日)
《参加人数》8施設31名(児童18名・引率13名)
《会 場》西本願寺
《内 容》記念法要参拝・協賛イベント(記念参拝式・御影堂コンサート・シンポジウム・
慶讃茶席・書院・飛雲閣特別公開)・夕食交流会・晨朝参拝
《宿 泊》聞法会館
(4)オープンキャンパス(相愛大学・龍谷大学)への参加
《目 的》宗門関係大学のオープンキャンパスに参加し児童養護施設出身者の進学支援を
行う。
◎相愛大学
《開催期日》2023(令和5)年8月4日(金)~5日(土)(1泊2日)
※オープンキャンパス参加は5日(土)
《参加人数》5施設21名(児童14名・引率7名)、役員2名、事務局1名
《宿 泊》さきしまコスモタワーホテル
◎龍谷大学
《開催期日》2023(令和5)年8月26日(土) ~27日(日)(1泊2日)
※オープンキャンパス参加は26日(土)
《参加人数》1施設4名(児童3名・引率1名)、役員2名、事務局2名
《宿 泊》オリエンタルホテル 京都六条
(5)職員研修会(本山)
《目 的》本派関係の児童養護施設職員として、報恩感謝の心をもった
仏の子の育成をめざし、施設間の交流を通して研修・研鑽を
重ね施設職員の資質向上を図る。
《開催期日》2024(令和6)年1月10日(水)~11日(木)1泊2日
《会 場》西本願寺御影堂・浄土真宗本願寺派伝道本部等
《参加対象》各会員施設職員・賛助会員
《参加人数》11施設25名
《研修内容》
2024(令和6)年1月10日(水)
○御正忌報恩講法要参拝
○基調報告 堀 浄信当協議会会長
○講義:児童福祉法改正からみるこれからの児童養護施設について
―全養本派クラブの可能性―
【講師】堀 浄信当協議会会長
○講義:仏教×心理学で子どもの心を理解する
―別次元のメタ認知を味方につける―
【講師】武田正文師
(お坊さんユーチューバー【武田正文の仏心チャンネル】
・浄土真宗本願寺派僧侶・スクールカウンセラー
・臨床心理士・公認心理師)
○意見交換会
1月11日(木)
※1日目に引き続き武田正文師より講義
○講義:心理学的アセスメントの概要について
○事例発表
○振り返り
○まとめ
(6)職員研修会【福井大会】(地方)
《目 的》本派関係の児童養護施設職員として、報恩感謝の心をもった仏の子の育成を
めざし、施設間の交流を通して研修・研鑽を重ね施設職員の資質向上を図る。
《開催期日》2023(令和5)年6月19日(月)~20日(火)(1泊2日)
《会 場》本願寺福井別院
《担 当》偕生慈童苑(福井県大野市)
《参加人数》31名(講師・事務局含む)
《研修内容》
2023(令和5)年6月19日(月)
○法話 講題:仏教(浄土真宗)の“み教え”
講師:田代俊孝師(仁愛大学学長)
〇講義 講題:社会的養護の子どもとその家族への支援~やまりすの実践~
講師:敷田万里子師(特定非営利活動法人親子関係支援センターやまりす理事長)
○意見交換会
6月20日(火)
〇講義 講題:人と人との関り力の育み
講師:吉弘淳一師(福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科教授)
〇偕生慈童苑見学
(7)オレンジリボン(児童虐待防止運動のシンボル)に関する取り組み
令和2年度に賛助会員として加入したNPO法人 児童虐待防止全国ネットワークと連携し、
11月の児童虐待防止推進月間を基本として啓発活動を実施
(8)「第17回世界仏教婦人会大会」へのワークショップ出展
《目 的》児童養護施設やオレンジリボン運動の啓発・広報また、賛助会員の増員を
目的としてワークショップを出展する。
《開催期日》2023(令和5)年5月11日(木)~12日(金)
《会 場》京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町422番地)
《内 容》施設パネル・当協議会活動パネルの展示、施設紹介動画の放映、
オレンジリボン啓発企画、賛助会員・寄付金依頼
《対 応 者》9施設 17名
《結 果》賛助会員17名の申込、10件・1,020,000円の寄付金進納
(9)役員会の開催
◎ 第1回役員会
《日時》2023(令和5)年6月18日(日)・19日(月) (地方研修に併せて開催)
《場所》本願寺福井別院
《内容》議決事項 2022(令和4)年度 決算について
報告事項 (1)2022(令和4)年度 事業報告について
(2)2023(令和5)年度 事業現況について
協議事項 (1)オレンジリボン運動について
(2)児童念仏奉仕団について
(3)相愛大学・龍谷大学オープンキャンパスについて
(4)職員研修会【本山】について
(5)卒園参拝について
(6)その他
◎第2回役員会
《日時》2024(令和6)年1月9日(火)・10日(水) (本山研修に併せて開催)
《場所》浄土真宗本願寺派伝道本部3階会議室⑦
《内容》議決事項 (1)2024(令和6)年度 事業計画(案)
(2)2024(令和6)年度 予算(案)
報告事項 2023(令和5)年度 事業現況について
協議事項 (1)卒園参拝について
(2)その他
※その他必要に応じてWeb会議・打合せを実施
(10)総会の開催
◎第1回総会
《日時》2023(令和5)年6月19日(月) 11時~12時
《場所》本願寺福井別院
《内容》報告事項 (1)2022(令和4)年度 事業報告について
(2)2023(令和5)年度 事業現況について
承認事項 2022(令和4)年度決算について
協議事項 (1)児童念仏奉仕団について
(2)相愛大学・龍谷大学オープンキャンパスについて
(3)その他
(11)会計監査の実施
◎2023(令和5)年6月1日(木) 13時~14時
(12)会員・賛助会員の募集
◎御正忌報恩講期間中の関連行事として、白洲境内地特設テントにおいて「宗門社会活動展」
(社会部<社会事業担当>が所掌する各所属団体の活動紹介をパネル展示)を開催し、
会員・賛助会員の募集・周知を行う
◎「第17回世界仏教婦人会大会」へのワークショップ出展において児童養護施設や
オレンジリボン運動の啓発・広報活動を行い、賛助会員の募集・周知を行う
(13)各種資料・教材の配布
『仏教こども新聞』〔発行:仏教こども新聞社、各施設の必要数を寄贈〕
15施設合計87部寄贈
(14)その他
◎全養本派クラブ公式Webサイトの開設
◎会員施設に対してアスクルカタログ割引サービスの案内 (カタログ価格より更に10%割引)
購入実績:567件 5,196,274円【令和5年4月1日~令和6年3月31日】
◎会員・賛助会員の入会
会員:「共楽養育園」(山口県周南市)【令和5年4月25日付】
賛助会員:17名(世界仏婦ワークショップにかかる増員)
★浄土真宗本願寺派「子どもたちの笑顔のために募金」関係
当協議会に加盟する全15園に対して、通算5回目となる寄付金あり
寄付金配分額 計700万円
(1)在園生 544名×1万円
(2)卒園生 52名×3万円(就職・進学等)
※寄付金については、宗派重点プロジェクト推進室より、
各園に対して振込にて支給。
各施設からのお礼の手紙等については、本願寺新報6月10日号に掲載
以 上